2025/08/04 13:27
~僧帽弁閉鎖不全症とは?~
高齢のワンちゃんに多く見られる**僧帽弁閉鎖不全症(Mitral Valve Insufficiency, MVI)**は、心臓の弁がうまく閉じなくなることで血液が逆流し、心臓に負担がかかってしまう疾患です。
人間でいうと「心臓弁膜症」の一種。とくに小型犬・シニア犬に多く見られます。
🐶僧帽弁ってどこにあるの?
僧帽弁は、左心房と左心室の間にある弁で、通常は一方向に血液を送り出すための“弁”として働いています。
しかし、この弁がうまく閉じないと血液が逆流し、次のような症状が起こり始めます。
🔍気づきのサイン:こんな様子があったら注意!
-
よく 咳をする(とくに朝方や興奮時)
-
疲れやすくなった
-
お散歩の途中で座り込む
-
呼吸が早く、苦しそう
-
お腹や胸が膨らんできた(胸水・腹水)
こうした変化に気づいたら、早めの受診が大切です。
🏥診断と治療は?
動物病院では、聴診、X線検査、心エコー検査などで診断を行います。進行度によって、内服薬による治療や、まれに手術が選択される場合もあります。
🧡大切なのは「早めのケア」
僧帽弁閉鎖不全症は完治が難しい病気ですが、進行を遅らせることは可能です。
日々のケアとして意識したいのは…
-
定期的な健康チェック
-
体重管理
-
歯周病の予防(炎症が心臓に悪影響を与えることがあります)
🐾アニマケアのおすすめサポート
僧帽弁閉鎖不全症の進行予防や、心臓の健康維持のために、アニマケアでは次のような商品をおすすめしています。
🔸パンフェノン
抗酸化成分(ピクノジェノール®など)配合で、血管のしなやかさや血流のサポートに。
🔸Animarise NMN+
ミトコンドリアの働きをサポートするMICRONMN®配合。細胞のエネルギー産生を助け、心臓細胞の元気を応援します。
🔸水素吸入(ドクター水素ボトル+ / フレアー / アクアリエッタなど)
酸化ストレスを軽減し、心臓・血管の若々しさを守る新しいケア法として注目されています。
📩まとめ
僧帽弁閉鎖不全症は、早期発見と日常ケアの積み重ねがカギとなる病気です。
「まだ元気だから…」と見過ごさずに、今からできるケアを始めてあげてくださいね。
気になることがあれば、アニマケアまでお気軽にご相談ください。